髪の毛は人間の体の中で最も細胞分裂が活発な場所です。
1日に約0.3mmから0.4mm、1ヶ月で約1cm伸びます。
髪の寿命は、男性で3年から5年、女性で4年から6年程度です。
成長期・退行期・休止期をくりかえしながら常に新しい髪へと生え替わります。
これを毛周期(ヘアーサイクル)と言います。
1日平均50本から70本は抜け落ち、休止期(約3か月)を経て同じ毛穴から新しい毛が生えてきます。
何らかの原因で成長途中の毛が多く抜けてくる、これは異常な脱毛と言えます。
毛髪の生産工場である毛母細胞への血行障害は、毛母細胞の機能低下を招きます。
また、頭皮の緊張、男性ホルモンの異常、自律神経の失調、皮膚の病気などにより、毛根に異常が生ずると、毛髪は抜けやすくなります。それは異常な脱毛です。
異常な脱毛は、精神的なストレス、偏食、毛根への栄養不足、毛髪の手入れ不足などもその原因となります。
毎日活発な細胞分裂を行っている髪の毛には大量の栄養分が必要で、規則正しい生活はもとより頭皮の状態を良くすることが何よりも大切となってきます。
脂漏性脱毛
脂性のフケが原因。
毛根には皮脂の塊である白い付着物が付いている。
粃糖(ひこう)性脱毛
乾性のフケが多く出て、脱毛の原因となる。
毛根の下端にはシッポの様な未角化の根錐鞘がついているのが特徴。
男性型脱毛
前額部、頭頂部から始まる退行現象で、成人男性に多く見られる脱毛。
遺伝、男性ホルモン分泌異常から毛が抜けます。
女子男性型脱毛
成人女性の頭髪が加齢と共に前頭部や頭頂部から次第に薄く粗くなる薄毛。
自律神経失調、更年期後などホルモン異常に伴う毛根の機能低下などが原因。
円形の脱毛・びまん性円形脱毛
男女を問わず子供にも発生する脱毛。
突然コイン大の局所脱毛が起こる。
毛母細胞の一時的な機能停止による脱毛。
毛根の形態が極度に萎縮するのが特徴。
一過性と頑固な難治性がある。
毛母の機能に働きかける事により改善を試る。治療期間は一定ではない。
脱毛した毛根の形態的分類
A. 自然脱落毛
B. 粃糖(ひこう)性脱毛性
C. 脂漏性脱毛症
D. 円形脱毛症
E. 汎発性円形脱毛症
F. びまん性円形脱毛症による断毛
G. びまん性円形脱毛症















